なだらかな山並みと田園風景に囲まれた広島県の中山間地域に建つ、三世代5人家族の住まいです。
庭には、家族だけでなく近所の方々からも親しまれてきた大きなしだれ桜。雪解けの季節に花が咲く頃には、親しい友人や知人が集まり、花の下で宴を楽しみ、そのまま泊まっていく――そんな暮らしが長く続いてきました。しだれ桜は、家族の成長を見守り、人と人をつなぎ、この地域の変化と共に生きてきた存在です。新しい住まいづくりでは、この桜とどう寄り添い、どう調和し、次の世代へと引き継いでいくかが大きなテーマとなりました。自然や人の営みと深く結びついた暮らしを大切にする、この地域ならではの住まいです。
DATA
所在地 広島県三次市
家族構成 夫婦+子供1人+ご両親
竣工 2016年4月
構造規模 木造 2階建(在来構法)
敷地面積 1018.62m2(308.12坪)
建築面積 244.62m2(74.00坪)
延床面積 312.32m2(94.47坪)
設計監理 設計事務所アーキプレイス
構造設計 構造設計スタジオ シエスタ
施工 株式会社アマノ
写真 Archiplace(AP)















































