『高窓のアトリエ』は、9月9日の上棟後、雨の日が続きましたが、晴れ間を縫って屋根工事が進められました。

構造用合板の上に敷き込まれた断熱材、ネオマフォーム厚80mm。

その上にタイベックシートシルバーを張り、通気胴縁30×40を取り付けます。屋根面に通気層を設けることで、屋根内部の熱や湿気を逃がします。

通気胴縁に野地板12mmを貼ったのち、屋根の防水を担う改質アスファルトルーフィング。

屋根材の下には雨音対策の制振シートを敷き込みます。

そして、屋根仕上げ材のガルバリウム鋼板縦平葺き、S&W工法による屋根が完成しました。
屋根工事と並行して、建物の下では防腐・防蟻工事も進められています。地面から1mまでの木部に、ホウ酸による「ボロンdeガード工法」の処理が施されました。


施工済みであることを示す「ボロンdeガード」の書面。
耐力壁の構造用合板や構造金物の取り付けが終わった9月28日には、構造設計をお願いしている中村さんと一緒に構造検査を行いました。
構造検査では、図面に示された構造金物をひとつひとつ全数確認して回ります。金物の種類、取り付け位置、取り付け状況を確認し、設計図通りに施工されていることを確認します。

天井が高く、まだ何もない2階のアトリエ。中村さんからは、入った瞬間に「気持ちいい」と声が上がりました。

設計図通りの金物が、適切に取り付けられていることを確認しました。
10月3日には、これから設備の配線・配管工事が始まるタイミングで、建て主の方にも現場にお越しいただきました。
建て主の方にとっては、上棟後に2階のアトリエに初めて足を踏み入れる機会となりました。実際に空間に入ってみると、今使っているアトリエよりも広く感じられたようで、うれしそうな様子でした。まだ何も仕上がっていない状態ですが、これからここで制作する姿を少し具体的にイメージしていただけたのではないかと思います。
現場を歩きながら、電気の照明器具やスイッチ、コンセントの位置と高さをひとつずつ確認しました。屋外水栓、換気扇、給気口についても、実際の位置や高さを確認していきました。


図面上ではわかりにくいことも、実際の空間に立つと具体的にイメージできます。ドアの開き勝手や作業台や家具類の高さ、コンセントについては、何に使用するものなのかを一つずつ確認しました。使用する機器によって専用回路が必要になる場合もあるため、必要な電気容量や専用回路の有無を判断するためにも、用途の確認は重要です。
新たに購入する家具類については、具体的な寸法や設置場所をお知らせいただくことになりました。制作のための道具や機器が多いアトリエだからこそ、実際の使い方を確認しながら設備を決めていくことが大切です。
上棟から約1か月。屋根が完成し、構造検査を終え、これから内部の設備工事へと進んでいきます。
>>設計事務所アーキプレイスの動画 You Tubeチャンネル archiplacejapan
【アトリエや音楽室のある、設計事務所アーキプレイスの住宅事例】
緑あふれるアトリエのある家、犬との暮らしを楽しむ家、室内化したテラスを持つ家、クランクした敷地を活かした家、細長変形敷地の二世帯コートハウス、
←前の記事 高窓のアトリエ 次の記事→








































































































































































