ミカンの木の育つ二世帯住宅

二世帯住宅・傾斜天井・庭・テラス

店舗付き住宅から二世帯で暮らす住宅への建て替えで、敷地は雑多な用途の建物が混在する準工業地域にあります。
「帰ってきたくなる、家族との楽しい思い出が生まれる空間、二世帯のほどよい距離感と交流」を家づくりのテーマとし、玄関と水廻り(お風呂)を共有した二世帯住宅として計画しました。
北側に駐車・駐輪スペース(車3台・バイク・自転車3台)とアプローチ・ポーチを設け、建物は変形の敷地形状に沿わせて「への字」型に配置することで、南西側に大きな庭を確保。玄関や水廻りには2ウェイの動線を設けるなど、お互いの生活時間に配慮し、ほどよい距離感を保って生活しやすいように、建築的な仕掛けを組み入れています。
旧宅から庭に育つミカンの木は、住まいの各所から目に入り、世代を繋いで育っていくこの二世帯住宅のシンボルにもなっています。

DATA

所在地  東京都八王子市
家族構成 子世帯:夫婦+子供2人/親世帯:ご両親+愛犬
竣工   2017年12月
構造規模 木造2階建(在来構法)
敷地面積 226.23m2(68.43坪)
建築面積  80.49m2(24.34坪)
延床面積 142.93m2(43,23坪)
設計監理 設計事務所アーキプレイス
構造設計 構造設計スタジオシエスタ
施工   株式会社内田産業
備考   充填断熱通気工法
コーディネート OZONE 家design
写真   大沢誠一(OS)+Archiplace(AP)

設計・工事経過

ミカンの木は取り壊し前の旧宅に植えられていたもの

[左]二世帯共用の玄関 正面にミカンの木が見える  [右]玄関からは各世帯に上がれる


奥に水廻りがあり、各世帯別々の出入り口がある  2階子供世帯への階段の扉を開けたところ

2階への階段の見上げ トップライトからの光も入る

2階子世帯のLDK 天井はロシアンバーチ張りの傾斜天井 奥にデッキテラスが見える

子供室側からLDKを見る   右奥は家族で使うワークコーナー

LDKから子供室側を見る 室内に柱のない折れ曲がった空間 ボックス状の部分に洗面コーナーとトイレ

将来仕切る子供室側には窓下に本棚を造り付けている

正面壁のニッチには壁掛けテレビが入る  テレビ関連の機器は対面側の家具内に収める

[左]主寝室 左は洋服掛けと収納棚 [右]主寝室から見る 扉は壁の中に引き込まれている

子供室側からLDK側を見る  上部にトップライト

[左]子供室は将来ロフトを設けて二つに仕切る計画  [右]洗面コーナーとトイレ

[左]洗面コーナーには上の開口からも光が入る [右]洗面コーナーからLDK側を見る

キッチンから子供室まで見通せるので、子供を遊ばせておきながら作業できる

[左]キッチン 左は家電置き場などの造り付け収納  [右]ペニンシュラ型のキッチンの奥からデッキテラスの出られる 手前に洗濯機置き場がある

LDKから段差無くでられるデッキテラス  床は木製デッキで物干し場でもある

[左]屋根がかかり壁は西日除けにもなっている  [右]デッキテラスからもミカンの木が見える

[左]ダイニングテーブルを置く場所からもミカンの木が見える  [右]木製の板塀とミカンの木

[左]階段上部の壁ディテール  [右]階段から玄関を見る

[左]玄関 正面は親世帯の下足入れ収納とシューズインクロークの扉  [右]親世帯の入り口からDK+客間を見る

手前がダイングキッチンで奥が引き戸で仕切れる客間  左の外に庭に繋がるデッキ

西側に地窓のある客間 左は布団を仕舞う押入

[左]引き込み戸を閉めたところ  [右]引き込み戸を開けたところ  右に見えているのは仏壇置き場

客間からダイニングキッチンを見る 右奥が玄関

キッチンを見る 家電などの背面収納は造作 レンジフードの奥にも収納が隠れている

[左]玄関から主寝室側を見る 途中にトイレと洗濯機置き場がある  [右]親世帯の主寝室 右は物干しテラスで愛犬用の洗濯機も置かれる

[左]西側道路沿いの目隠しを兼ねた板塀を見る  [右]2階デッキテラスの三角形の開口から光がもれる

芝生の育った中庭から見る外観  配置の無駄をなくすことで大きな中庭を確保したプラン

北側道路から見る外観 4台の車を停めることができる

西側外観  奥に自転車も置ける玄関ポーチが見える

道路沿いの板塀で中庭に開いた1階のプライバシーを守っている

西側外観夕景 三角形の開口が外観のアクセントとなっている

北側外観夕景 三角形の開口が外観のアクセントとなっている

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